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自分でやるか、頼むか ― 決め手は量ではなく、期限と体力と搬出

頼むかどうかは、物の量では決まりません。①動かせない期限があるか ②体力的に運び出せるか ③搬出経路(階段・エレベーター・道幅)に無理がないか、の三つで決まります。

どれかに当てはまっても、全部を頼む必要はありません。判断は自分でして、運び出しだけ頼む。この分け方にすると、費用も、当日に立ち会う負担も小さくなります。

三つの条件で見る

自分の状況を、次の三つに当てはめます。一つでも右側なら、その部分だけは人の手が要ります。

条件自分でやれる手が要る
期限期限がない、または動かせる退去日・売却日・工事日・法要など、動かせない日が決まっている
体力一人で持てる物だけ、休みながら進められる一人で持てない物が複数ある、体を痛めている、高齢である
搬出同じ階で完結する、平屋、エレベーターが使える階段で下ろす必要がある、通路や道が狭い、共用部の養生が要る

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頼む範囲は、四段階で分けられる

「全部やる」か「全部頼む」かの二択ではありません。間にいくつも段階があります。費用は右へ行くほど上がりますが、自分の時間と体力の負担は下がります。

  1. 全部を自分でやる/判断も、分別も、運び出しも自分で。費用は処分費と、必要なら運搬の実費だけ
  2. 大きい物だけ切り出す/小物は自分で、家具・家電だけ自治体の収集や買取で出す。ここが一番よく使われる分け方
  3. 判断は自分・作業は頼む/自分で分けて、残した物と手放す物を分けたうえで、運び出しと分別を頼む。当日の立ち会いは要る
  4. 全部を頼む/判断も含めて任せる。期限が動かせない、遠方に住んでいる、体力的に難しいときの選択。貴重品と書類だけは自分で先に抜く

頼む前に、自分で抜いておく物

どの段階で頼む場合でも、次の物は自分の手で先に抜いてください。作業が始まってからでは探せなくなります。

作業前に自分で抜く物

  • 通帳・印鑑・キャッシュカード・現金
  • 権利証・契約書・保険証券・年金や税の書類
  • 健康保険証・マイナンバーカード・パスポートなどの身分証
  • 家や車、金庫の鍵
  • 写真・手紙・思い出の品
  • 常用している薬とお薬手帳
  • デジタル機器(パソコン、スマートフォン、外付けの記録媒体)

古い家では、現金や通帳がタンスの引き出しの裏、仏壇の中、本の間、着物の帯の中から出てくることがあります。まとめて運ぶ前に、引き出しは全部開けて中を見てください。

見積書で見る場所

金額そのものより、何が含まれているかを見ます。「一式」とだけ書かれた見積書では、当日に何が追加されるか分かりません。

確かめるのは、作業の範囲(どの部屋の、どこまで)、人数と車両、処分にかかる費用が含まれているかどうか、階段や長い距離の運搬に追加があるかどうか、当日に断られる条件があるかどうか、キャンセルしたときの扱いです。

同じ内容で二社以上から出してもらうと、含まれているものの違いが見えます。金額だけを比べると、安い方に処分費が入っていないことがあります。

見積書の書き方確かめること
「作業一式」とだけ書いてある何が含まれて何が含まれないかを、書面で出してもらう
処分費の記載がない運んだ後の費用が別に来ないかを確認する
人数・車両の記載がない当日に人が足りず、追加になることがある
階段・搬出距離の条件がない現地を見ずに出した見積もりの可能性がある。当日に追加されやすい
買取と処分が混ざっている買い取る物と、費用がかかる物を分けて書いてもらう

誰に頼むかで、できることが違う

片付けに関わる事業者は、持っている許可によってできることが違います。ここを知らないと、頼んでから断られることがあります。

買取は、古物商の許可を受けた事業者が行います。値段が付く物を買い取る形なので、費用ではなく代金が発生します。一方、家庭から出た不用品を収集して運び、処分する仕事は、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が要ります。この二つは別の許可です。

「無料で回収します」と言って戸別に回る事業者や、拡声器で回る車については、消費者庁や自治体が注意を呼びかけている事例があります。頼む前に、許可の有無と、料金がどうなるかを確認してください。

引越し会社が不用品の引き取りに対応していることもありますが、対応する品目と料金は会社ごとに違います。家電リサイクル法の対象品は別扱いになることが多いので、事前に確認が要ります。

捨て方事典不用品回収業者の選び方と無許可の見分け方許可の有無をどこで確かめるか、その場で頼まないための見分け方をまとめたページです。

迷ったときの分かれ目

全部を頼むか、運び出しだけ頼むか

運び出しだけ頼む

自分で判断できる時間があるとき。残す物と手放す物を自分で分けてから頼むと、範囲がはっきりして見積もりも比べやすい

全部を頼む

期限が動かせない、遠方に住んでいて何度も通えない、体力的に難しい、家の中に入るのがつらい事情がある。貴重品と書類だけは先に自分で抜く

手放す物を、買取に出すか処分するか

買取に出す

家具・家電・楽器・工具・ブランド品などで、動作して大きな傷みがないとき。引き取りに来てもらえると、運び出しの手間も同時に減る

処分する

壊れている、汚れが取れない、部品が欠けている、かなり古い。値が付かない物の売り先を探し続けると、そこで片付けが止まる

見積もりを一社で決めるか、複数取るか

複数取る

時間があるとき。含まれているものの違いが見えるので、金額の比較ができるようになる

一社で決める

期限が迫っているとき。その場合も、作業範囲・処分費・追加条件の三つは書面で確認する

よくある質問

どれくらいの量なら自分でやれますか

量では決まりません。小物ばかりなら、量が多くても自分で進められます。逆に、量が少なくても大きい家具が二階にあれば、そこだけは手が要ります。判断するのは、期限が動かせるか、一人で持てない物が何個あるか、階段を使うかどうかの三つです。この三つを見てから、頼む範囲を決めてください。

費用の相場はどれくらいですか

このサイトでは金額の目安を出していません。同じ間取りでも、物の量、階段の有無、搬出距離、品目、買取できる物があるかどうかで大きく変わるためです。一律の料金表を載せると、実際と食い違います。金額を知るには、現地を見てもらったうえで、作業範囲と処分費を含んだ見積書を出してもらってください。

無料で回収してくれる業者に頼んでもいいですか

家庭から出た不用品の収集運搬には、市区町村の許可が必要です。頼む前に、許可を持っているか、料金がどうなるかを確認してください。無料をうたって回収し、後から高額を請求された事例について、消費者庁や自治体が注意を呼びかけています。値段が付く物を買い取る形(買取)は別の仕組みで、こちらは古物商の許可を受けた事業者が行います。

頼むと決めた後、自分でやることはありますか

貴重品・書類・鍵・写真・薬を自分で抜くこと、当日の搬出経路を空けておくこと、集合住宅なら共用部の使用について管理会社や管理組合に確認しておくことです。特に搬出経路は、当日までに空いていないと物が通らず、作業ができないことがあります。分別まで自分でやると費用が下がる場合があるので、頼む前に確認してください。

家族に頼むのと業者に頼むのは、どう違いますか

家族に頼む場合は、判断を任せないことが揉めないための線です。運ぶ、袋を出す、車を出すといった作業を具体的に頼みます。業者に頼む場合は、作業範囲と金額を書面にできることが利点です。日程も押さえられます。どちらの場合も、貴重品と書類は自分で抜いておいてください。

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家の片付けの進め方|どこから始めて、どの順番で終わらせるか家全体を片付けるときの順番と、途中で止まったときの立て直し方をまとめてあります。

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捨てる前に、買取査定という選択肢があります

粗大ごみに出す前や、回収を頼む前に一度ご確認ください。 家具・家電・不用品の中に、値段が付く物が混ざっていることがあります。 査定額を見てから、売るか手放すかを決められます。出張費・査定費・キャンセル料は0円です。

買取できない物の回収は、許可を持つ提携事業者へお取り次ぎします。 内容により有料になる場合があり、料金は作業前に必ずお見積りをご提示します。

送信いただいた内容は査定のご連絡にのみ使用します。 運営:株式会社LINKBANK/古物商許可 埼玉県公安委員会 第431270050713号