引越し前の片付け/退去日から逆算してやること
引越しの片付けは、荷物を詰める作業ではなく、退去日から逆算する段取りです。このページでは、日付が決まった日から引越しの翌日までに何をいつやるか、不用品をどの順番で手放すか、粗大ごみの申込みが間に合わないとわかったときにどう立て直すかをまとめます。手放す作業は自分の都合だけでは終わりません。自治体の収集日、査定の日程、家電の手続きなど、相手の予定が絡む作業を先に置くことが、間に合わせるための土台になります。品目ごとの捨て方と買取の金額は、別のサイトで扱います。
引越しの片付けの段取り
上から順に進めます。なぜその順番なのかを書いてあるので、事情に合わないところは飛ばして組み替えてください。
8週間前(日付が決まったとき)
部屋の物を「持っていく/迷う/手放す」の三つに大きく分け、大型の物を数えて書き出す
なぜ手放す量が決まらないと、収集の申込みも査定の依頼も引越しの見積りも動かせない。残りが8週間より短い場合は、この表を下から詰めて、日数の足りない作業だけを外部に渡す判断に切り替える
6〜7週間前
市区町村の粗大ごみ受付で、いま申し込んだ場合の収集日を確認し、大型の物を予約する
なぜ申込みから収集までの待ち時間は自治体と時期で大きく違い、混む時期は数週間先になることがある。待ち時間を先に測っておかないと、後半の選択肢が減る
5週間前
売れる可能性がある物をまとめ、査定の日程を押さえる
なぜ訪問の予定は先に埋まる。直前だと日程が合わず、値が付いたはずの物まで処分に回ることになる。値が付かなかった物を捨て直す時間もここで確保できる
4週間前
家電リサイクル法の対象品(テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機)と、パソコン・消火器・バイク・タイヤなど自治体の粗大ごみでは受け付けないことが多い物の手配をする
なぜこれらは申し込む先が自治体ではなく、販売店やメーカー、専門の窓口になることが多い。連絡先を調べる時間と引き取りまでの日数がかかるため、ここで動かないと当日まで部屋に残る(扱いは自治体・品目により異なる)
3週間前
引越し会社の見積りを確定させ、運ぶ物と運ばない物の線を伝えておく
なぜ減らした後の量で見積りを取れば、運賃と車両の大きさが実態に合う。運ばない物をこの時点で明示すると、当日の「これも運びますか」というやり取りが消える
2週間前
使っていない部屋・押入れ・納戸から荷造りを始める。ここを、新たに出た不用品の行き先を決める最終期限とする
なぜ奥にしまい込んでいた物ほど、要否の判断に時間がかかる。この日を行き先決定の締切にしておかないと、判断が最終週に持ち越され、選べる手段が減った状態で決めることになる
1週間前
粗大ごみの収集日と自分で運ぶ日を再確認し、家庭ごみの最終収集日を調べる。電気・ガス・水道・住所変更の手続きも済ませる
なぜ最終週は予定を追加できない。この時点で未確定の項目が残っていると、当日の朝に部屋の中で判断することになる
前日
退去当日に出るごみ(梱包材・生ごみ・掃除で出た物)の置き場所を決め、部屋の状態を写真で記録する
なぜ当日は搬出で手がふさがる。前日に置き場所と記録の段取りを決めておくと、立会いのときに説明できる材料が残る
当日〜翌日
部屋が空であることを立会いで確認し、備え付けの設備と自分で付けた物の扱いを管理会社と確認する
なぜ残置物や原状回復の扱いは契約内容で変わる。その場で確認して記録を残しておくと、後から金額の話になったときに根拠を示せる
荷造りより先に「減らす」から始める
引越しに間に合わなくなる人の多くは、荷造りから手を付けています。段ボールに詰める作業は最後の一週間でも進みますが、物を手放す作業は自分の都合だけでは終わりません。粗大ごみの収集日を決めるのは市区町村、査定の日程を決めるのは買取業者、家電の引き取りは手続きを済ませてからでないと進まない順番があります。つまり、相手の予定が絡む作業が先で、自分ひとりで終わる作業が後ということです。使える日数が同じでも、この順番を入れ替えるだけで余裕はまったく変わります。
もうひとつの理由は運賃です。引越しの料金は運ぶ荷物の量と車両の大きさで決まる部分が大きいため、手放すつもりの物まで積んで新居で処分すると、運ぶ費用と処分の手間を二重に払うことになります。先に減らしてから見積りを取れば、見積りそのものが下がります。だから「捨てるか迷っている物」は、荷造りの途中ではなく最初の週に片を付けます。迷いを後ろに送らないことが、引越しの片付けでいちばん効く工夫です。
引越しで何を手放すか運ぶ費用と新居の置き場所から決める形にすると、迷う物が減ります。
日付が決まった日にやる3つ
契約日や退去日が決まったら、その日のうちに次の三つだけ済ませます。どれも三十分ほどあればできる作業ですが、これが決まらないと、あとの予定は何ひとつ動かせません。逆に言えば、この日に三つを終えておけば、残りの期間は迷わずに手を動かすだけになります。頭の中で数えるのではなく、紙かスマートフォンのメモに残してください。大きい物の数は、収集の申込み、査定の依頼、引越しの見積りのすべてで同じ数字を使うことになります。
とくに二つ目が重要です。申込みから収集までが数日で済む自治体もあれば、混み合う時期には数週間先まで予定が埋まる自治体もあります(自治体・時期により異なります)。この待ち時間を知らないまま三週間前に動き出すと、選べる道が「新居へ運ぶ」か「有料で頼む」の二つに減ります。逆に、初日に待ち時間を測ってしまえば、残りの予定はそこから逆算するだけで埋まっていきます。三つ目の契約書の確認も、退去の予告期間を過ぎていると退去日そのものが動くため、最初に見ておく価値があります。
- 部屋を見回して、大きい物(家具・家電・寝具・自転車など)を数えて書き出す
- 住んでいる市区町村の粗大ごみ受付で、いま申し込むと収集日がいつになるかを調べる
- 賃貸なら契約書を開き、退去の予告期間・立会いの有無・原状回復として求められる範囲を確認する
引越しの片付けはいつから始めるか残り日数ごとに、最初にやることを分けて書いています。
締切は引越し日ではなく、その手前に3つある
逆算表を作るときに間違えやすいのが、締切を引越し日に置いてしまうことです。実際の締切はもっと手前にあり、しかも一つではありません。粗大ごみなら「引越し日より前に取れる最後の収集日」、買取なら「訪問してもらえる最後の日」、家電なら「手続きをしてから引き取りまでにかかる日数」。それぞれ別の日に締切があり、どれも自分では動かせません。
そこでカレンダーには、引越し日のほかに三つの日付を書き込みます。粗大ごみの最終収集日、査定の最終日、そして荷造りの開始日です。荷造りを始めると床が段ボールで埋まり、たんすやベッドを動かせなくなります。つまり荷造り開始日は、同時に「大型の物を部屋から出し終える締切」でもあります。この日を先に決めてしまえば、それより手前の予定は自然に埋まっていきます。
引越しの逆算スケジュール8週間前から前日までを一つの表にまとめています。
粗大ごみは「出す日」ではなく「申し込む日」で決まる
粗大ごみは市区町村が収集します。多くの自治体が事前申込制で、申し込む、受付番号をもらう、手数料のシール(粗大ごみ処理券)を買って品物に貼る、指定された日の朝に出す、という順で進みます。ここで見落とされるのが待ち時間です。受付の混み具合は自治体と時期で大きく違い、三月下旬や大型連休の前は引越しが集中するぶん、申込みも集中します。
収集日が引越し日より後になるとわかったら、道は三つに絞られます。自分で自治体の施設へ持ち込む、引越し日前に取れる品目だけ収集に回して残りを別の手段にする、許可を持つ事業者に有料で頼む。どれを選ぶかを分けるのは、運べる人手と車があるか、階段のある建物か、残り日数がどれだけあるかの三点です。品目ごとの出し方や手数料の額は市区町村ごとに違うため、自分の地域の手順は捨て方を扱う別のサイトで確認してください。
粗大ごみが引越しに間に合わないとき予約が取れないと分かった時点で、確かめる順番があります。
捨て方事典粗大ごみの出し方 ― 申込から収集までの手順受付番号・処理券・出す場所まで、申込みから収集までの手順です。お住まいの市区町村の受付方法もここから探せます。
「いる・いらない」ではなく、行き先で分ける
物を「いる・いらない」で分けようとすると、手が止まります。愛着の有無を毎回考えることになるからです。行き先で分けると止まりません。持っていく、売る、譲る、自治体に出す、事業者に頼む。この五つのどれかに置くだけと決めて、判断の基準を「新居で置く場所が決まっているか」「次に使う日が言えるか」の二つに絞ります。
迷った物は保留の箱に入れてかまいませんが、無期限の保留にはしません。箱の側面に日付を書き、その日までに使わなければ手放す、と先に決めておきます。無期限の保留箱は、結局すべて新居へ運ばれて、同じ判断を新居でもう一度することになります。引越しは、保留を終わらせるのにちょうどよい期限がすでにある、めずらしい機会です。
引越しで出た不用品の出し方五つの出し方を、日数と費用の効き方で比べています。
売れる可能性がある物は、荷造りの前に見てもらう
引越しで出る物のうち値が付きやすいのは、製造から年数の浅い家電、状態のよい家具、ブランド品、楽器、工具、未使用のまま残っている日用品などです。いくらになるかは物と時期で変わるため、金額はこのサイトでは扱いません(相場は買取を扱う別のサイトで確認できます)。ここで大事なのは金額ではなく、いつ見てもらうかというタイミングです。
買取は引越しの直前ではなく前倒しにします。理由は三つあります。第一に、訪問の予定は先に埋まるため、直前だと日程が合いません。第二に、値が付かなかった物を捨て直す時間が必要です。第三に、直前になると「時間がないから全部まとめて処分」という判断になり、売れたはずの物まで処分の対象に変わります。目安は、荷造りを始める前に終えておくこと。値が付かなかった物の行き先を考える余裕が、そこで生まれます。
売れるナビ出張買取に対応しているお店を探す荷造りの前に家で見てもらう形です。対応している店を市区町村から探せます。
賃貸は「置いていける物はない」と考える
部屋に残した物は、基本的に借りていた人の責任として扱われ、残置物の処分費や原状回復の費用として請求される場合があります(契約内容により異なります)。手数料のシールを貼って玄関前に置いたまま退去しても、収集日に立ち会う人がいなければそのまま残ることがあります。粗大ごみは「出した日に持っていってもらう」ものであって、置いておけば片付くものではありません。
立会いのある物件では、当日に部屋が空であることを一緒に確認します。エアコン、照明器具、カーテンレール、自分で取り付けた棚や食洗機などは、最初から付いていた物か自分で付けた物かで扱いが変わります。線引きは契約書と管理会社に確認し、判断が分かれそうな箇所は入居時と退去時の写真を残しておくと、後の話し合いが早く済みます。それでも話がまとまらないときは、お住まいの地域の消費生活センターや弁護士など、第三者に相談する方法があります。
退去前に片付けておくこと残しやすい場所と、鍵を返す前に見るところをまとめています。
費用は間取りでは決まらない/何で変わるかを見る
「1K いくら」といった一律の料金表は、このサイトでは出しません。同じ間取りでも金額が変わるからです。エレベーターがあるか、階段は何階分か、建物の前にトラックを停められるか、家電リサイクル法の対象品(テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機)が含まれるか、分別が済んでいるか、買取できる物がどれだけあるか。上がる条件と下がる条件が同時に効くため、間取りだけの表を見て決めると、当日に追加が出ます。
見積りを取るときは、次の七つを書面で確認します。作業の範囲、処分にかかる費用が含まれているか、車両は何台か、階段や長い搬出経路の追加料金、駐車の手配、キャンセルの条件、そして追加費用が発生する条件です。「一式」とだけ書かれた見積書は、内訳を出してもらってください。なお、家庭から出た不用品の収集運搬には市区町村の許可が必要で、許可を受けた事業者の一覧は多くの自治体が公表しています。頼む前にそこで確認できます。
引越しの片付けでよくある失敗
現場で繰り返し起きるのは、次のような取り違えです。どれも段取りの失敗であって、頑張りが足りなかった話ではありません。先に知っていれば、どれも数分の確認で避けられます。
並べてみると、すべて「相手の予定を確認していなかった」という一点でつながっています。自治体、査定の担当者、引越し会社、管理会社。片付けは自分の作業に見えて、実際は四者の予定を合わせる仕事です。最初の週に電話を数本かけておくだけで、後半の一週間がまったく違うものになります。
- 荷造りから始めてしまい、段ボールに囲まれて大型家具を動かせなくなった
- 粗大ごみの申込みは二週間前で足りると思っていたが、収集日が引越し日より後になった
- 引越し会社が不用品も全部引き取ってくれると思っていた(引取りの有無と条件は会社ごとに違う)
- 新居の間取り図で寸法を測らずに家具を運び、置けずに二度手間になった
- 家庭ごみの最終収集日を確認しておらず、退去当日に袋が部屋に残った
間に合わないとわかったときの立て直し
残り日数が足りないと気づいたら、やることを増やすのではなく、優先順位を落とす作業に切り替えます。順番は、部屋から出さないと退去できない大型の物、契約上その場に残せない設備や備品、持っていくと運賃が上がる物、その他。上の二つだけを確実に処理し、残りは新居へ運んでから判断する、と割り切ります。この割り切りができないと、どれも中途半端なまま当日を迎えます。
具体的には、締切が動かせない物だけを外部の手に渡し、自分は荷造りに集中します。自分で運べる大きさなら自治体の受入施設へ持ち込む方法があり、多くの場合は事前の予約や搬入できる時間帯の決まりがあります(自治体により異なります)。それも間に合わないときは、許可を持つ事業者に有料で依頼します。その場で料金がかからないと案内された場合でも、積み込みを始める前に、金額と作業範囲を書面で確認してください。
迷ったときの分かれ目
どちらが正しいという話ではありません。何が違えばどちらを選ぶかを並べます。
不用品を引越し会社にまとめて任せるか、引越しとは別に手配するか
引越し会社にまとめて任せる
手放す物が数点で、その会社が引取りに対応しており、品目ごとの料金が書面で出るとき。荷物の搬出と同じ日に片が付くので、立ち会う日が一日で済む
引越しとは別に手配する
大型の家具・家電が複数あるとき、家電リサイクル法の対象品が含まれるとき、料金が「一式」でしか示されないとき。手配は増えるが内訳が見え、当日の追加が起きにくい
この家具・家電を新居へ持っていくか、ここで手放すか
持っていく
新居の間取り図で置く場所と寸法が決まっていて、玄関や階段の搬入経路も通ると確認できているもの。次に使う日が具体的に言えるもの
手放す
置き場所が決まっていない、寸法が入らない、同居する相手と持ち物が重なる、次に使う日が言えない。運賃を払ったうえで新居の場所も使い続けることになる
売るか、自治体の粗大ごみとして出すか
査定に出す
製造から年数が浅い家電、状態のよい家具、ブランド品、楽器、工具など。かつ荷造りを始める前に見てもらう日程が取れるとき
自治体に出す
破損・汚れ・欠品がある、年式が古い、査定の日程が引越し日に間に合わない。判断に迷って手が止まるくらいなら、収集日を押さえたほうが全体は早く進む
粗大ごみの収集日が引越し日に間に合わないとわかったとき、どうするか
自分で自治体の施設へ持ち込む
車と運ぶ人手があり、一人または二人で持てる大きさで、持ち込みの予約が取れるとき。費用を抑えられ、日程も自分で決められる
許可を持つ事業者に有料で頼む
エレベーターのない二階以上、一人では持てない、車がない、残りが一週間を切っている。作業を始める前に金額と作業範囲を書面でもらう
残り日数が少ないとき、荷造りと処分のどちらを先にやるか
処分を先にする
大型の物の行き先がまだ決まっていないとき。搬出の予定を決めないまま日が進むと、最後に残る手段が有料の依頼だけになり、選ぶ余地がなくなる
荷造りを先にする
手放す物の行き先がすべて決まっていて、あとは指定された日に出すだけの状態のとき。ここまで来たら荷造りに集中してよく、細かい物の判断は新居に持ち込んでも損が小さい
仕分けまで自分でやるか、仕分けから頼むか
仕分けまで自分でやる
手を動かせる日が残り二週間以上あり、物の持ち主が自分と同居の家族だけのとき。何を残すかを自分で決められるうえ、分別が済んでいるほど当日の作業時間が短くなる
仕分けから頼む
転勤などで立ち会える日が一日しかない、量が多くて一人では判断が終わらない、体調の事情で重い物を動かせない。ただし通帳・印鑑・貴重品・保証書は先に自分でひとまとめにしておく
よくある質問
引越しまで2週間しかありません。何から手を付ければいいですか
まず、部屋から出さないと退去できない大型の物だけを数えてください。その日のうちに市区町村の粗大ごみ受付で収集日を確認し、引越し日より前に取れるものは予約します。取れない物は、自分で運べるか、頼む必要があるかで分けます。ここまでを一日で終えたら、残りの日は荷造りに専念してかまいません。小物は新居に運んでから判断できますが、大型の物は運ぶほど費用がかさみます。判断の順番を逆にしないことが、二週間で間に合わせる要点です。
粗大ごみの申込みが引越し日に間に合わないときはどうすればいいですか
まず調べるのは、自分で持ち込めるかどうかです。多くの自治体が受入施設への持ち込みを受け付けていますが、事前の予約、搬入できる曜日と時間帯、その市区町村に住んでいることを示す本人確認書類、支払い方法など、条件が細かく決まっていることが一般的です(自治体により異なります)。条件が合えば、日程を自分で決められる分だけ立て直しが早くなります。持ち込めない大きさや重さのときは、許可を持つ事業者へ有料で依頼する形になります。その場合は、作業を始める前に金額と作業範囲を書面で確認してください。
引越し会社は不用品も引き取ってくれますか
引取りに対応しているかどうか、対応していても何を引き取れるかは、会社ごとに違います。対応していても、家電リサイクル法の対象品や汚れのある物は別扱いになることが多く、料金も荷物の運賃とは別に決まります。頼む前に、引き取ってもらえる品目、料金の内訳、当日に断られる条件の三つを確認してください。手放す物が数点なら任せたほうが立ち会う日が一日で済み、大型の物が複数あるなら別に手配したほうが結果的に整理しやすくなります。
買取はいつ受けるのがいいですか
荷造りを始める前が目安です。訪問の枠は先に埋まるため、直前では日程が合わないことが多いからです。連絡するときは、品目、メーカーと型番、購入した年、付属品や箱が残っているか、外から見える傷の有無をまとめておくと、話が一度で進みます。写真を数枚撮っておくとさらに早く、当日に見てもらう物の抜けも防げます。あわせて、値が付かなかったときにその物をどうするかも同時に決めておいてください。ここを決めずに査定日を迎えると、断られた物がそのまま部屋に残ります。いくらになるかの目安は、買取を扱う別のサイトで品目ごとに確認できます。
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンはどう手放しますか
これらは家電リサイクル法の対象で、多くの自治体で通常の粗大ごみとして出すことができません。買い替えるなら購入する店に引き取りを相談する、処分だけなら購入した店や自治体が案内する方法を確認する、という順で調べます。いずれもリサイクル料金と運搬にかかる費用が別途必要です。手続きから引き取りまでに日数がかかるため、遅くとも一か月前には調べ始めると間に合いやすくなります。年数の浅い物は値が付く場合があるので、処分の手配より先に査定を受けるかどうかを決めると無駄がありません。品目ごとの具体的な手順は、捨て方を扱う別のサイトで確認できます。
部屋に置いていったらどうなりますか
残した物の費用は、原状回復や残置物の処分として借りていた人に請求される場合があります(契約内容により異なります)。避けるには、退去の連絡をする時点で管理会社に三つを聞いておくのが早道です。第一に、自分で取り付けたエアコン・照明・棚などを残してよいか。第二に、立会いは必要か、必要なら所要時間はどれくらいか。第三に、当日に部屋に物が残っていた場合の扱いです。回答はメールなど文字の残る形でもらい、判断が分かれそうな箇所は入居時と退去時の写真を添えておくと、後の話し合いが早く済みます。
迷っている物は、とりあえず新居に運んでから決めてはいけませんか
小物なら運んでから決めてかまいません。段ボール一箱分の判断を先送りしても、費用も手間もほとんど変わらないからです。分かれ目は大きさです。たんす、ベッド、ソファ、大型家電のように運賃が上がる物は、運んだうえで新居の置き場所も使い続けることになり、次に手放すときは新居の自治体でもう一度申込みからやり直しになります。目安として、新居の間取り図に置き場所と寸法を書き込めない大型の物は、いまの家で判断してください。小物は、日付を書いた保留箱に入れて運ぶ形で問題ありません。
「料金はかからない」と案内された回収に頼んでも大丈夫ですか
家庭から出た不用品の収集運搬には、市区町村の許可が必要です。許可を受けた事業者の一覧は多くの自治体がウェブサイトで公表しているため、依頼を決める前にそこで確認できます。あわせて、積み込みを始める前に、料金が発生するかどうか、発生するならいくらか、どこまでが作業範囲かを書面で示してもらってください。作業が始まってからでは、条件を確認し直す余裕がなくなります。金額と範囲を先に紙で確認する、という手順自体が判断の基準になります。
引越しの片付けのくわしい記事
このページは全体の流れです。下は、その中でつまずきやすいところを1つずつ掘った記事です。
引越しの片付けで使う一覧と道具
引越しの片付けチェックリストこのページの段取りを、印刷して手元で使える確認項目にしたものです。
引越し逆算スケジュール入力した内容は送られず、この端末の中だけで計算します。